読書レビュー

【科学的な適職】居心地の良い職場探し

現在ゆるく転職活動中の私は、先日また面接を受けた。 Webでの短い面接で、面接官も少なかったので、人前で話すのがあまり得意ではない私もあまり緊張せずに進められた。合否に関係なく、ストレスなく面接をこなしていけるのは重要だ。 一回一回死ぬ気で...
エッセイ

【まるで有識者】存在しないゲームの提案

以前、年下の友人に『はぁっていうゲーム』をもらった。 一度やったことがあるが、面白いゲームだ。大人数でするほど面白い。演技派になれた気になれる。 だが、なぜ急にこれをくれたのか、私はよくわからなかった。 仰々しいプレゼントボックスから出てき...
読書レビュー

【なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか】生産性も求めず、効率化もはからない、ただやりたいこと

今日は月曜日だ。 憂鬱に一週間を始めた人も多いだろう。 私は週末が楽しかったため、久しぶりに前向きな気持ちで満員電車に乗れた。しかし降りたホームで急いでるサラリーマンに思い切り後ろからぶつかられ、挙句、ふり返って舌打ちされて睨みつけられた。...
読書レビュー

【火花】世間で何者かになる必要はないという教え〜苦しんだ先で全てを肯定した小説〜

又吉直樹著『火花』が発表されたのが、およそ10年前になることに驚く。 芥川賞を受賞し、かなり話題になったにもかかわらず、流行りものを避けがちだったひねくれものの私が手に取ることはなかった。 最近になって、又吉直樹さんのYoutube番組に辿...
エッセイ

本を語る時間【誰かの何かを救った本20選】

人と会う時、あまり予定をハシゴすることはしないのだが、今日は珍しく昼と夜に別の集まりの予定が入っていた。 なぜかどちらの集まりでも、「本」の話になった。 若い頃に読んだ本、好きな本、最近読んだ本など、皆が思い思いに本について語る時間が私は好...
エッセイ

【老いについて】長所さえも短所に由来していてショックを受けた話

私は今、36歳だ。 この一年で、驚くほど白髪が増えた。 外見的には日々「老い」を感じているが、考え方や活動の幅と言った側面では、実はあまり老いを感じていなかったりする。 「成長」や「変化」はもちろん感じるし、徹夜はできなくなったが、もともと...
エッセイ

初めて絵画を理解した話【言語としての絵画】

2019年、夏のある日のこと。 私は一人、よく晴れた平日の昼間に美術館に向かっていた。 あべのハルカス美術館で開催されていたギュスターヴ・モロー展を見たかったからだ。 当時の私は、5年ほど続いた暗いトンネルのような闘病生活に、光がさし始める...
エッセイ

空間の埋め方に、興味の偏りが現れると思った話

会社ではメインの業務以外に、こまごまとした雑務が発生する。 おそらく多かれ少なかれ、どこの職場にもあるだろう。 私は研究関係の仕事なので、業務に直接かかわる解析機器に関することや実験試薬に関するものもここに含まれてくる。 定期会議の設定やフ...
エッセイ

購入本紹介【積読】【読書論】

最近、秋だからか読書欲が高まっている。 積読が少し減ってきたので、久しぶりに本をまとめ買いした。読書はもちろん趣味だが、最近積読の数を見ていると、読むこと以上に本を買うことが趣味なのではと思う時がある。 今回は手に取ることの多い作家や、読み...
エッセイ

変えられることを変えられたらそれでいい【運命論者でも原因自分論者でもない】

性格の半分は遺伝的要因で決定されているとか、頭のよさや運動神経は母親から受ける影響が大きいとか、そういった遺伝的もしくは幼少期の環境の影響力の大きさはよく聞く。 また、最近の本を見ていると、脳科学や精神科学をもとに人間の心や思考にアプローチ...