読書レビュー 【夜と霧】命に問われた意味を、行動で答える 不朽の名作『夜と霧』を読んだ。 ご存知の通り、1946年に出版されたヴィクトール・フランクルの著書で、強制収容所に囚われた自身の体験をもとに綴られている。しかし重要なのは、これはただの体験記ではないということ。 この本の冒頭で、著者は「これ... 2024.12.16 読書レビュー
読書レビュー 【アサーション入門】偽りのパーソナリティを演じなくなれば、自分にとっての居心地の良い人間関係を構築できる 「アサーション」という言葉をご存知だろうか。 近年、コミュニケーションについて語る際よく耳にするようになったが、詳細については知らない人も多いかもしれない。 私は「人間関係を良好にするために必要なスキル」程度の知識しかなく、興味はあったが勉... 2024.12.15 読書レビュー
読書レビュー 【科学的な適職】居心地の良い職場探し 現在ゆるく転職活動中の私は、先日また面接を受けた。 Webでの短い面接で、面接官も少なかったので、人前で話すのがあまり得意ではない私もあまり緊張せずに進められた。合否に関係なく、ストレスなく面接をこなしていけるのは重要だ。 一回一回死ぬ気で... 2024.12.04 読書レビュー
読書レビュー 【なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか】生産性も求めず、効率化もはからない、ただやりたいこと 今日は月曜日だ。 憂鬱に一週間を始めた人も多いだろう。 私は週末が楽しかったため、久しぶりに前向きな気持ちで満員電車に乗れた。しかし降りたホームで急いでるサラリーマンに思い切り後ろからぶつかられ、挙句、ふり返って舌打ちされて睨みつけられた。... 2024.12.02 読書レビュー
読書レビュー 【火花】世間で何者かになる必要はないという教え〜苦しんだ先で全てを肯定した小説〜 又吉直樹著『火花』が発表されたのが、およそ10年前になることに驚く。 芥川賞を受賞し、かなり話題になったにもかかわらず、流行りものを避けがちだったひねくれものの私が手に取ることはなかった。 最近になって、又吉直樹さんのYoutube番組に辿... 2024.12.01 読書レビュー
読書レビュー 選択肢があるようで、実はないことは多いと感じた話【ひとりで暮らす、ひとりで生きる】 先日母に、一冊の本を渡された。 上坂冬子さんの書いた『ひとりで暮らす、ひとりで生きる』。 亡くなった祖母が読んでいた古い本で、何本もの線が引かれていた。 タイトルを見ただけで、当時の独身女性というのは今よりもずっと肩身が狭かっただろうと容易... 2024.11.18 読書レビュー
読書レビュー 必要なのは身近な気晴らしと夢中になれる別世界【暇と退屈の倫理学】 YouTubeをぼんやり見ていたら、ホリエモンこと堀江貴文さんが、「人生は盛大な暇つぶしですから」と何気なく言った。 諦念も何もなく、すでに受け入れた当たり前のことのように淡々と言ったので、なんとなく記憶に残った。 どれだけ好奇心旺盛で充実... 2024.11.17 読書レビュー
読書レビュー どうせ生きづらいなら、自分を貫く強さを持つ『自分の中に毒を持て』 先日、大型書店で赤い表紙が目に飛び込んできた。 岡本太郎著『自分の中に毒を持て』の新装版が本屋で積まれていたのだ。 ずっと気になっていた本だったので、迷わず手に取り購入した。 作品を通して強く感じたのは、「ありのままの個性で、瞬間瞬間を真剣... 2024.11.16 読書レビュー
読書レビュー 【本紹介】読んできた本について ブログを始めるにあたって、私が絶対にしたいと思っていたテーマに、本の紹介がある。 最近読んだ本の紹介や感想、過去に好きだと思った本屋読み返した本などについても触れていきたいと思っている。 今後、一冊一冊に触れていくことを前提として、これまで... 2024.11.14 読書レビュー