書店フェアに行ってきた【ゆる言語学ラジオ】

エッセイ

今日は日曜日だというのに、仕事だった。

休日出勤、超過勤務、実質増税といった四字熟語が限りなく嫌いだ。

ちなみに昨日は勤労感謝の日だったはず

それなのに、土曜日と重なり振替休日はないという。

勤労に感謝する気などないのなら、祝日の顔をするのはやめるか、土曜日と被る場合は別の名前にしてほしい。

勤労当然の日とか、勤労義務の日とか——いやこれはこれで殺意が湧きそうだ。

この世は欺瞞で溢れており、哀しいほど不条理だ。

今日のそんな落ち込む自分を慰めるため、ひとつ楽しみを作った。

大きな本屋さんに寄り道することだ。

それも、ゆる言語学ラジオとコラボフェアをしている大型書店に行ってきた。

私は関西在住なので、仕事帰りに人混みをかき分け、紀伊國屋書店梅田本店へ足を運んだ。

久しぶりの店舗だったこともあり、混んでいる店内に右往左往してしまう。

面白そうなタイトルの本に目移りしながら店内を見てみるものの、自力で見つけられないコラボ本棚。

忙しそう働く店員さんに申し訳ない気持ちで尋ねると、場所を丁寧に教えてくれた。

通った入口と真逆の入り口から程近く、レジ前の目立つ場所に設置されていた。

(※他のお客様が入らないことを条件に、棚の撮影に許可をいただいております。)

おおー!一つの棚ぜんぶゆる言語学ラジオだ。ポップもかわいい。

去年もあったそうだが、今年の3月ごろにこのチャンネルを知り見始めたため、今回初めて期間中に足を運べた。

気になっていた『物語の言語学』、『消えた言葉辞典』、『複数の言語で生きて死ぬ』などを手に取りパラパラとめくる。面白い。全部欲しい。しかし『消えた言葉辞典』に、休日出勤や超過勤務といった四字熟語は残念ながらまだ載っていなさそうだ。

残り一冊になっていたり、結構減っている本もあった。人気なのかなと思うと嬉しい気持ちになる。

最近は読書ついでにカフェ併設の書店にばかり行っていて、あまりいろいろな本屋に行けていなかったが、いつもと違う場所に行くとラインナップや陳列が違ってとても楽しい。

買いたい本がはっきりしていたり古本での扱いしかなかったりすると、ネットで買うことも多くなってきたが、やはりできる限り実店舗で購入したいし、たまには本屋をぶらぶらして出会いを求めたい。

こちらのフェアは、一部書店を除き11月末までのようなので、気になる方はぜひ行ってみて欲しい。

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