【ジョジョの奇妙な冒険】5部好きの祭り

漫画・アニメレビュー

私は荒木飛呂彦先生の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』が好きだ。特に『第5部黄金の風』を愛している。

魅力的なキャラクターが多すぎるが、特に暗殺チームと呼ばれる敵対チームのリーダーであるリゾット・ネエロが私は好きだ。

ジョジョラーと呼ばれるジョジョ好きの人は各年代に多く、時折出会うことがあるが、好きなキャラクターの話になり私が答えると必ず「……誰だっけ?」とか「なんで1番がリゾット!?」と驚かれることもままある。悲しい。

敵同士の熱い戦いを見せてくれる、強くて仲間思いのシチリア人。魅力的なキャラクターだと思うのだが。

それはさておき、第5部は1999年に漫画は完結し、アニメは2019年に放送が終わっている。

つまり、かなり古い作品なのだ。話題となった時期は何年も前に過ぎている。

しかし、最近は新たなグッズ発売や特集雑誌など、公式からの供給が凄まじい。

つい先日発売された『JOJO magazine』冬号を見てほしい。

これは先ほど触れた第5部に登場する敵チームのひとつ、「暗殺チーム」の面々だ。

全員がカラーで描かれるのはおそらく初めてで、表紙を飾る日が来るなんて夢にも思わなかった。

ちなみにJOJO magazineのこれまでの表紙は歴代主人公やその関係者だ。

だからこそこれをみて、私は驚いたし狂喜乱舞した。

古い作品にいま再び光が当てられることへの驚きとありがたさだけではない。これまで作中でも現実でも主人公達ほど陽の光が当たらなかった彼らに、今こうしてスポットライトが当てられている。

作中での彼らの生き様や最期も含め、こうした扱いがあまりにも感動的だった。

「生きていればいいことあるんだな〜〜〜〜」と思えた。

これ以外にも、一番くじやコラボ香水など今後もグッズ展開が後をたたない。一体何があったというのだ。実は暗殺チームはメジャーデビューを控えていたりするのだろうか。

そんな錯覚を起こすくらいには、お祭り騒ぎだ。このお祭りが終わらずにずっと続いていてほしいと思う。

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